【青年海外協力隊】よくあるトラブル3選!原因と解決方法!

JICA 海外協力隊
  • 青年海外協力隊でどんなトラブルに巻き込まれるのか不安
  • 派遣中にトラブルにあったら、どう解決すればいいんだろう…

今回はこのような悩みをもつ方に向けて、現役隊員の私がよくあるトラブルとその解決方法を紹介します!

せらとな
せらとな

私の実体験や他の隊員の経験をもとに解説しています!

青年海外協力隊でよくあるトラブルは3つ

  1. 生活する住居に関するトラブル
  2. 配属先や同僚とのトラブル
  3. 環境の変化に伴う健康面でのトラブル

これらのトラブルの原因とその解決方法について解説していきます!
協力隊に興味のある方から、もう既に派遣されている方にもぜひ読んで欲しい内容になっています!

せらとな
せらとな
この記事を書いた人

・2023年に大学生でJICA海外協力隊に合格
・現在はトンガで活動中
・配属先の企業で環境教育と広報を担当
・在学中にヨーロッパで1ヶ月のバックパッカーを経験
・JICA海外協力隊や、海外で役に立つ情報を発信します!

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1. 住居のトラブル

虫や害獣などの発生

途上国での生活でまず初めに感じるのが、虫や害獣の多さです。
慣れない生活の中ではストレスの原因にもなります。

原因

  • 家の中に虫や害獣の巣がある
  • 外から侵入してくる

解決策

このトラブルは自分で出来る対策がいくつかあります!

  • 食べ物や生ごみを家の中に置いておかない。
  • 日本から対策グッズを持参する、または送る
  • 調整員や大家さんに連絡をして駆除を行なってもらう
せらとな
せらとな

食べ物は絶対冷蔵庫に入れておくようにしましょう!

でないと大変なことになります…

盗電や空き巣などの犯罪

協力隊が派遣される途上国は日本のように安全ではありません。
いつ自分が被害者になってもおかしくない世界です。

せらとな
せらとな

私の同期も盗電や空き巣未遂などの被害に遭っています!

原因

  • 途上国の家は基本的に古い上、管理もしっかりされていない所も多い
  • 外国人は目立つので、犯罪の標的にされやすい
  • 油断をして日本と同じ感覚でいると気づかないうちに被害に遭っている

予防方法

被害にあってからでは遅いので、以下のような予防を心がけましょう!

  • 電気のメーターや料金は必ずチェックして、不審な点がないか確認する
  • 派手な格好をしたり、街中でお金やスマホなどを不用意に見せないようにする
  • 外出時は施錠をするだけでなく、外から中のものが見えないように気を付ける

これらを自分で気をつけるだけで、被害者になる可能性を減らすことができます!

住居が決まらない

青年海外協力隊では、配属先かJICA支所が隊員の住居を探して提供することになっています。
派遣先によってはホームステイや寮生活となることもありますが、基本は一人暮らしです。

しかし、派遣国の状況によっては住む住居が決まらないこともあります。

せらとな
せらとな

私は住居の準備が進まず、3ヶ月間以上隊員ドミトリーで生活しています…

原因

  • 住居不足による準備の遅れ
  • 大家さんとの交渉の難航
  • 住居の安全確保

解決方法

このトラブルについて隊員はほとんど何もできません。
できることを挙げるとすれば、

  • 現地調整員さんとこまめに連絡を取り、現状確認を行う
  • 配属先が提供する住居の場合は、調整員さんと共に話をして急いでもらう

途上国では何をするにも日本より時間がかかります。
焦らず待つ忍耐強さを身につけるいい機会であるとポジティブに考えましょう!

2. 配属先でのトラブル

同僚と上手くいかない

配属先の同僚がみんな優しくしてくれるとは限りません。
しかし、2年という長い期間を一緒に過ごす同僚と仲が悪いとかなりキツイです。

原因

  • 同僚全員が歓迎してくれるとは限らない
  • 意見が合わず、口論になる
  • 仕事に対する熱量に差がある
せらとな
せらとな

私も貸したものが返ってこなかったり、時間を守らなかったりは日常茶飯事です。

解決方法

  • 活動を進めることより、同僚と仲良くなることを優先する
  • 積極的に同僚とコミュニケーションをとる
  • 自分のやり方を押し付けるのではなく、まずは向こうに合わせる

やることがない

配属先に行ってもやることがなく、何もできない。
これは多くの協力隊員が直面することになるトラブルのひとつです。

原因

  • 配属先がJICAに要請を出した時と、実際に派遣された時では配属先の状況が異なる
  • 学校が配属先だと、長期休みはやることがない
  • 言葉の壁が高く、出来ることが限られてしまう

解決方法

  • まずは配属先の現状把握を行って、必要なことは何かを確認する
  • 自分からやれそうなことを提案してみる
  • 同僚の仕事を手伝うだけでも、立派な活動になる
せらとな
せらとな

あまり深く考えず、自分にできることを少しずつやるのが大切です!

3. 健康面でのトラブル

栄養不足になる

途上国では日本のように食材がなんでも手に入りません。
慣れない食生活で栄養不足になり、体調を崩してしまったりします。

せらとな
せらとな

派遣国の中には、キャベツがひと玉2000円する所もあります!

原因

  • 現地の食べ物が口に合わない
  • 野菜や果物が高価で、なかなか買うことができない
  • どこで何を買えばいいか分からず、ストリートフードばかりになってしまう
  • 食べるものがないので、朝やお昼を食べていない

解決策

  • 自炊をして、栄養バランスを考えた食事を摂る
  • 野菜の種や苗が手に入るのであれば、自分で育てる
  • 調整員さんや先輩隊員に、食材の入手法を聞いておく
  • 簡単なものでも3食しっかり食べるようにする

ストレスが溜まる

途上国の文化や生活は日本のそれとは全く異なります。
不便に感じることや小さなイライラが溜まってストレスを感じることも多くなります。

せらとな
せらとな

ストレスが原因で帰ってしまう隊員は結構多いです。

原因

  • 言葉の壁で現地の人に言いたいことが上手く言えない
  • 差別を受けたり、プライバシーに踏み込まれたりする
  • 日本とは全く異なる環境では物事が思うようにいかない

解決策

  • 不満や要望があれば、溜め込むのではなく相談する
  • 本当に嫌なことは声に出して伝える
  • 自分なりのストレス発散方法を見つける
  • 運動をする習慣をつける

まとめ

今回は青年海外協力隊でよくあるトラブル3つについて、原因と解説方法を紹介しました!

  1. 生活する住居に関するトラブル
  2. 配属先や同僚とのトラブル
  3. 環境の変化に伴う健康面でのトラブル

これらは協力隊として活動する以上、避けては通れないものばかりです。
しかし、乗り越えることができれば大きく成長できるチャンスであるとも言えます。

皆さんの健闘を心からお祈りしています!

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