【JICA海外協力隊】応募方法とスケジュールを解説!

JICA 海外協力隊
  • 海外協力隊には興味あるけど、どうやって応募するの?
  • 応募をしたいけど、選考までどのくらいかかるのか不安…

このような悩みを持つ方に向けて、今回は海外協力隊の応募と選考について紹介します!

まず知っていただきたいのは、
応募するのは難しくない!
ということです。

この記事でわかること
  • 海外協力隊の応募方法とその流れ
  • 応募のために必要なもの【たった3つだけ!?】
  • 応募の際に気を付けること

海外協力隊には大きく分けて短期と長期という二種類の募集がありますが、
この記事では2023年に私が実際に合格した長期派遣について解説していきます!

この記事を書いたひと
せらとな

・2023年に大学生でJICA海外協力隊に合格
・現在はトンガで活動中
・配属先の企業で環境教育と広報を担当
・在学中にヨーロッパで1ヶ月のバックパッカーを経験
・JICA海外協力隊や、海外で役に立つ情報を発信します!

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コロナ禍以前と現在では、応募や選考方法が変わっています。
ここでは新しくなった方法とその流れを簡単にお伝えします!

応募から選考までのスケジュール

海外協力隊は春と秋の年2回募集を行っています。
ここでは秋募集を例に挙げて、応募から選考までのスケジュールを見ていきます。

応募から選考までのスケジュール
  • 11月から12月上旬
    Webページから応募

    ここで行うのは大きく分けて3つ

    1. 応募者用マイページへの登録
    2. 書類審査用のWeb入力
    3. 健康診断の実施と結果の郵送
  • 12月から1月
    一次選考と合否決定

    合否結果は応募者用のマイページで確認できます。

  • 2月から3月
    二次選考

    現在は対面ではなく、ZOOMを使ったウェブ面接になっています。

  • 4月
    二次選考合否決定

    応募者用マイページとメールにて合否結果が通知されます。

以上が、簡単なスケジュールになります。

このように、応募から最終的な合否決定までは5ヶ月ほどの期間があります。しかし応募できる期間は決まっているため、早めに準備しておくことが大切です!

応募方法と準備するもの

海外協力隊への応募は、協力隊公式サイトの応募者用マイページから行います。
以下が応募に際して行うことの一覧です!

  1. 応募者基本情報の入力 (顔写真のアップロード)
  2. 適性アンケートの実施(希望職種・要請の申告)
  3. 語学力申告語学証明書のアップロード
  4. 志望動機(応募用紙)の入力
  5. 活動経験履歴(技術調書)の入力
  6. 健康診断の実施とその結果の郵送

その上で最低限用意する必要があるものは

  • 顔写真のデータ
    JICAからサイズや容量の指定がありますのでご注意ください!
  • 語学証明書のデータ
    公式のサイト等で入手したデータが好ましいです。
    なお、手元にある証明書をスキャンしたものを利用することもできます。

実際、私も英検の証明書はスマホでスキャンしたものを提出しました!

  • 健康診断書と問診票

健康診断に関する書類については、応募者用マイページからJICAが用意したものをダウンロードして使用します。

応募の中で一番時間がかかるのが健康診断の受診です。
受診には多くの病院で予約が必要な上、結果によっては再検査を行うこともあります。
結果の郵送も行うため、スケジュールに余裕を持って準備をしましょう!

このように、応募の際に準備するものは少ないです!

しかし、JICA指定の形式や健康診断結果の郵送など気を付ける点もいくつかありますので、JICA海外協力隊のホームページにある注意事項をしっかり確認しましょう!

よくある質問
Q
パソコンを持っていません。応募はスマホでもできますか?
A

はい、スマホから応募することも可能です。しかし二次面接はZOOMを使うWeb面接となる上、合格した場合ノートPCは必須となります。応募の時点で用意しておくことをおすすめします!

Q
顔写真はスマホで撮ったものを使用できますか?
A

はい、使用すること自体は可能です。しかし、指定のサイズや様式が決まっていますので特別な理由がなければデータを入手可能な写真機や写真館で撮影したものを使用しましょう。

ウェブ入力や健康診断結果の郵送には提出期限があります!早めの準備を心がけましょう!

要請の選び方

海外協力隊では、応募の際に自分の希望する要請を3つ選ぶことができます。
要請とは、派遣先の国・人々から求められている活動内容の概要です。

希望する要請を選ぶ際のポイントは大きく分けて6つあります!

  1. 職種
  2. 年齢制限
  3. 資格条件
  4. 選考指定言語(語学力)
  5. 活動内容
  6. どこの国か

それぞれのポイントを解説したいと思います!

  • 職種

職種は活動の分野を示すもので、例えば看護師や自動車整備、農業など多くのカテゴリーがあります。どうしてもこの国に行きたい!といった強い希望がなければ、一番初めに選択するものです。

  • どこの国か

海外協力隊は様々な国で活動を行っています。興味のある国を選んで応募するのもありです。

  • 活動内容

協力隊員に求められる活動は要請によって異なります!同じ職種の中にも様々な活動があります!

  • 年齢制限

多くの要請に年齢制限が設けられていますので、必ず確認が必要です。

  • 資格条件

技術職や専門的な分野においては資格の有無が応募における前提条件になります。ほかにも大学卒業や実務経験の有無、性別も資格条件に関わってきますので、必ず確認しましょう。

  • 選定指定言語

要請によって必要な言語力が異なります。スペイン語やフランス語を指定している要請もあります。

青年海外協力隊では、必ずしも選んだ要請に行けるとは限りません。
どうしてもこの要請がいい!という方は応募書類や面接でアピールすることができます。
しかし最終的にどの要請になるかはJICA側が決めることになります。

一次選考:書類審査について

書類審査とありますが、実際には応募者用マイページからウェブ入力を行います!

この書類審査の中で特に重要になってくるのが

  1. 志望動機(応募用紙)
  2. 技術調書

この2つです!それぞれについて少し解説します。

志望動機(応募用紙)

一般的な就活などで問われる志望動機に加えて、海外協力隊ならではの質問が多く含まれます。

実際に聞かれた質問を一つ紹介します。

ボランティア活動の意義、目的について、ご自身の考えを記述してください。(100〜260字)

あなたなら、どう答えますか?

技術調書

希望する要請の職種ごとに関連する活動・業務実績や経験を記述するものです。

職種がコミュニティ開発であれば

○○オンラインイベントを企画し、運営。SNS等を使って募集を行い、毎回約○○人の参加者を集客した。

というように、これまで行ってきたマーケティングやイベント運営の経験を書きます。

二次選考:面接について

コロナ禍を経て大きく変わったのが、二次選考である面接です。以前は対面で行われていましたが、現在はZOOMを使ったウェブ面接になっています。

面接は人物面接技術面接の合計2回行うことになります。
詳しい面接の内容や答え方についてはこちらの記事で紹介しています!

まとめ

この記事では、海外協力隊の応募から選考までを簡単に解説させていただきました!

今回のポイントは2つ!

  • 早めに準備を始める
  • 提出物の様式や期限に気を付ける

まずはJICA海外協力隊のホームページから要請が確認できるので、気になる方はチェックしてみてください!

ここまで読んでいただき、ありがとうございます!

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