【JICA海外協力隊】持ち物を現役隊員が解説します!

JICA 海外協力隊
  • 海外協力隊に派遣されるけど、なにを持っていけば良いんだろう…
  • 2年間の派遣で本当に必要な持ち物が知りたい

このような悩みを持つ方に向けて、現在トンガに派遣中の私が必要な持ち物を紹介します!

この記事でわかること
  • 実際に持ってきた持ち物
  • 持ってくるべきだったもの【後悔しないために】
  • 必要なかった持ち物

途上国で2年間生活する海外協力隊にとって、最初の持ち物はとても大切です!
この記事を参考に、忘れ物がないよう準備していきましょう!

大洋州(オセアニア)の国に派遣予定の方には特に読んで欲しい内容になっています!

この記事を書いた人
せらとな

・2023年に大学生でJICA海外協力隊に合格
・現在はトンガで活動中
・配属先の企業で環境教育と広報を担当
・在学中にヨーロッパで1ヶ月のバックパッカーを経験
・JICA海外協力隊や、海外で役に立つ情報を発信します!

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実際に持ってきた持ち物

スーツケース・カバン

まず初めに考えなければいけないのが、スーツケースカバンです。

実際に持っていったものがこちら

  1. スーツケース90L
  2. 登山用リュック40L
  3. 小さめのリュック20L
  4. サコッシュ

協力隊に参加している人たちの多くがスーツケース2つリュックサックを持っていきます。

私はなるべく荷物を減らしたかったので、スーツケース1つと大きめのリュックサックを選びました。

派遣国や利用する航空会社によって、預け入れ荷物の個数や、重量制限は異なります。
不明点があれば、早めにJICAのスタッフ航空会社に確認をしましょう。

衣類・靴

荷物の中で最も多くなるのが、衣類です。

実際に持っていったものがこちら

衣類

  1. Tシャツ5枚
  2. 長袖シャツ3枚
  3. 白Yシャツ1枚
  4. 半ズボン2本
  5. 長ズボン4本
  6. インナー上下各5枚
  7. 靴下5本
  8. スーツ一式
  9. レインウェア上下
  10. フリース
  11. ダウンジャケット(モンベル)
  12. 水着1枚
  13. ラッシュガード上下

派遣先によっては洗濯のできる回数が限られるので、5日分くらいのセットがあると安心です。
大洋州など海が近い国の方は水着は必須ですよ!

暖かいと言われる国でも季節によって肌寒かったり、室内はエアコンが効いて寒かったりします。

ダウンジャケットパーカーフリースなどの上着は必ず持っていきましょう!

靴・サンダル

  1. スニーカー
  2. ハイキングシューズ
  3. ランニングシューズ
  4. TEVAサンダル
  5. ビーチサンダル(モンベル)

協力隊は屋外での活動が多く、長時間歩くこともあります。
そのため普段履きには疲れにくいハイキングシューズトレッキングシューズがオススメです。

サンダルは最低でも1足は持っていくことをオススメします!
もし外で履かなくても、家の中で履いたり任国外旅行の際に重宝します。

大洋州に派遣される方は、普段からサンダルしか履かないので2足は持っていきましょう。
かかとのあるTEVAサンダルは必須と言ってもいいほど便利で快適です!

スーツに合わせるための革靴は必要ないです。
その代わりに普段履きの靴の色をにしておくと、スーツを着る際にも使えるのでオススメです!

生活用品

私の派遣時の持ち物はこちら

  1. メガネ2本
  2. コンタクトレンズ90日分
  3. 歯ブラシ24本
  4. デンタルフロス
  5. 歯磨き粉
  6. 電動シェーバー
  7. カミソリ
  8. エチケットカッター
  9. 爪切り
  10. 体温計
  11. 化粧水
  12. 日焼け止め
  13. ヘアワックス
  14. セームタオル2枚
  15. フェイスタオル2枚
  16. 帽子
  17. 懐中電灯(ヘッドライト)
  18. 文房具セット
  19. 包丁
  20. まな板
  21. 折りたたみ傘
  22. 押すだけベープ2本
  23. ゴキブリムエンダー2本

この中で私が特におすすめしたいのが、セームタオルです!

セームタオルとは、水泳をやっている方がよく使っているスポンジタオルです。
とてもコンパクトな上、すぐに乾くのでニオイも気になりません。

料理が好きな方は包丁もマストです!

押すだけベープゴキブリムエンダーなどの高圧ガスを使った商品は、航空会社によっては持ち込みや預け入れが出来ないこともあります。ちなみにニュージーランド航空では預け入れが出来ました!(2024年5月時点)

途上国では日本のように簡単に薬が手に入りません
JICAからも持っていくべき薬の指示がありますが、自分に必要なものは追加で用意しておきましょう。

私が持参したものはこちら

  1. 総合風邪薬(パブロンA)
  2. 総合胃腸薬(太田胃散)
  3. 整腸剤(ビオフェルミンS)
  4. 解熱鎮痛剤(タイレノール)
  5. ステロイド軟膏

途上国では食べ物やストレスで、お腹を壊すことがよくあります。
ビオフェルミンなどの整腸剤は多めに持っていくことをオススメします!

電子機器類

私が持参した電子機器の一覧はこちら

  1. スマホ2台
  2. ノートPC(Macbook)
  3. モバイルバッテリー
  4. アクションカメラ(GoPro)
  5. GoPro関連機器
  6. ワイアレスイヤホン3つ
  7. Bluetoothスピーカー
  8. ACアダプター
  9. 変換プラグ
  10. 各種ケーブル類

途上国では日本のように高品質な電子機器は手に入りません。
自分の生活に必要と思われるものは必ず持参しましょう!

よく聞かれる変圧器ですが、基本的に必要ありません。
ほとんどのACアダプターには変圧機能が元々備わっているため、変圧器なしでも使用可能です。
しかしドライヤーなどの家電は変圧器が必要になるので、必ず確認するようにしましょう。

お金

派遣国によっても異なりますが、日本円で10万円は持っていくべきです。

私は派遣前の説明で、「トンガでは銀行口座はすぐに開設できるから1、2万円で十分」と聞いていたため、
少し多めに4万円くらいあればいいかな…と思っていました。

全然足りませんでした。

しかも口座が開設されたのは到着して1ヶ月以上経ってから。
仕方ないので、特別に現地生活費を前倒しで支給してもらいました。

このように途上国では銀行口座の開設時間がかかることが多いです。
現地で焦ることのないよう、お金には少し余裕を持たせておきましょう。

派遣国によっては、米ドルの持参を求められることがあります。
JICAからの指示に従い、必ず確認をしておきましょう。

その他の持ち物

JICA指定の必需品

  • 公用旅券
  • 航空券
  • 派遣合意書
  • JICAボンティアハンドブック
  • 印鑑
  • 要望調査表
  • Helth & medical record

これだけは忘れてはいけません。

派遣国によっては、ワクチンの接種証明書受入確認書類の持参が求められます。
対象の方にはJICAから指示がありますので、必ず持参しましょう。

お土産

荷物に余裕があれば、現地の友人や配属先へのお土産を持っていくのもいいと思います。

私が持ってきたお土産はこちら

  1. 抹茶のキットカット
  2. お箸
  3. 扇子

抹茶味のキットカットはどの国でも喜ばれるみたいですよ!

ちなみにお箸や扇子100円ショップに日本らしいデザインのものが売っているので、オススメです!

シュノーケル用品

これは大洋州などの海が近くにある国へ行く方にオススメの持ち物です。

海、めっちゃ綺麗ですよ!

2年という長い期間、リフレッシュも大切です。
シュノーケルに限らず、自分の趣味に使う道具はケチらず持っていきましょう!

日本食

私が選んで持ってきたものはこちら

  1. 顆粒だし
  2. 顆粒味噌
  3. 唐揚げのもと
  4. インスタント味噌汁

味噌は中々手に入らないので持ってきて正解でした。
インスタント味噌汁体調が悪い時などに飲むとホッとできるのでオススメです。

お醤油は基本どこの国でも売っているので持っていかなくて大丈夫です!

持ってくるべきだった持ち物

私が派遣されてから気づいた、持ってこなくて後悔している持ち物がこちら!

  1. 水筒
  2. キッチンバサミ
  3. 缶切り
  4. サングラス
  5. ipad

この中でも、水筒はぜっっっっっっったいに忘れないでください!
私は用意してたのにも関わらず荷物に入れ忘れて後悔しました…泣

途上国では基本的に水道水はそのまま飲めません。
水を沸かすか、大きな飲料水のボトルを買うかのどちらかになります。
どちらにせよ水筒は必須になるので、必ず持参しましょう!
現地購入もできますが、100均のクオリティ2000円以上だったりします…

他の物についても現地購入は可能ですが、日本のものを持っていくと非常に快適だと思います。

持ってくる必要のない持ち物

最後に、持ってくる必要のない持ち物を紹介します!

  1. シャンプー
  2. 石鹸
  3. 乾電池
  4. ノート

これらは全て簡単に現地調達ができます。

特にシャンプーや石鹸は重く荷物になるので持ってこなくて大丈夫です。

まとめ

今回はJICA海外協力隊の持ち物について解説しました!

今回のポイントは3つ

  1. 電子機器や薬など日本でしか手に入らないようなものは多めに持っていく
  2. JICA指定の必需品は絶対に忘れない
  3. 重いものは現地調達ができるかチェック

荷物準備には想像以上に時間がかかります
現地に到着してから後悔しないように、しっかりと準備しておきましょう!

皆さんのご活躍を心からお祈りしています!

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